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放射線科
|| MRI (磁気共鳴画像装置)
MRI = Magnetic Resonance Imaging (磁気共鳴画像装置)
大きく強力な磁石の中で、体に最も多く含まれる水素原子の原子核を利用した検査です。
水素の原子核と同じ周波数をもつ電磁波を身体にあて、そこから得られた信号強度の分布をコンピュータ解析して画像化しています。
MRIの検査は磁気を用いているのでX線被ばくはありません。ただし、体内ペースメーカを埋め込んでいる方、磁性体の金属が体内にある方は検査を受けることはできません。
MRI装置概要
Achieva 1.5T
(Ingenia 1.5T CXにアップグレード)
(Philips社製)
MRI写真
特徴

・高画質

MRI信号のフルデジタル化で高画質を得ることが出来ます。

・磁場の均一性向上

広範囲で歪みを少なく、高精度な検査が可能になりました。

・検査時間の短縮

CS(Compressed Sensing)SENSE法により従来よりも検査時間の短縮が可能になりました。

・優しい検査環境

自動音声ガイドにより、テーブル移動時や検査時間を検査中の患者さんにお伝えします。

・新しいアプリケーション

ALS(Arterial Spin Labeling)法により造影剤を用いることなく脳血流の評価が出来ます。

MR Neurographyにより神経を選択的に描出することが出来ます。

|| CT (コンピュータ断層撮影装置)
CT = Computed Tomography (コンピュータ断層撮影装置)
X線を人体の360度方向から当て、透過してきたX線を検出器で測定しコンピュータ処理をして体の断面 図を撮影する検査です。
外側からは見ることのできない体の中の構造を断層画像として得ることができます。
CT概要
 80列 CT断層装置
 Aquilion Prime SP
 (キヤノンメディカルシステムズ社製)
CT写真
特徴

・患者さんに優しい構造です

CTのドーナツの穴が780mmと広くなりました。
(以前は600mm)
撮影台の最下位は433mmまで下がります。
(以前は516mmまで)

・検査にかかる時間が短縮されます

80列になり撮れる幅が増えたため、一度に広い範囲を撮影できます。(以前は16列)

・低被ばくでの撮影が可能となります

被ばく低減技術の画像処理(AIDR 3D Enhanced)を使うことで以前に比べて被ばくが半分以下で撮影できます。

・体内金属が有っても見やすい画像です

金属アーチファクト低減の画像処理(SEMAR)を行って体に金属が入っていてもきれいな画像を提供できます。

・心臓の血管造影検査が行えます

冠動脈造影検査(心電図に同期して撮影)が実施可能になりました。

|| 超音波検査 (Urtrasonography)
超音波検査は体に超音波プローブを当て、生体からの超音波の反射を利用して得られた画像を用いて検査を行なっています。
装置は小型で、X線被ばくの心配も無く、安全性が高い。リアルタイムでの画像表示が可能で、血流の情報も得ることもできます。
超音波検査装置概要
Xario XG(東芝社製)
特徴
 ・撮影法の大幅な進歩
 ・高画質な画像
超音波検査装置写真
|| 骨塩定量測定装置(全身撮影用)
当院では最新のマルチスライス方式を採用したX線骨密度測定装置(GE社 PRODIGY型) を導入しました。
この装置による検査は、迅速かつ容易に、被ばく量も非常に少なく行うことができます。
測定結果は高画質・高精度なものであり、正確な骨粗鬆症の病状経過や治療効果のモニタリングを行うことができます。
X線骨密度測定装置写真
X線骨密度測定装置
(GE社 PRODIGY型)
|| 乳房検査 (マンモグラフィー)
40歳以上の女性は無症状でも、2年に1回マンモグラフィー(乳房撮影)と視触診を行いましょう
マンモグラフィーでは、視触診では見つけにくい病変をより早く見つけることができます。
林病院では、女性の認定技師が撮影を行い、専門医が診断します。
マンモグラフィーの撮影時間は10分程度です。
マンモグラフィー写真